私たち菅原家が宮古島に引っ越して来たのが2014年。当初は知り合いが一人もいない中での新生活に不安と期待が入り混じっていましたが、素敵な島の方々との出会いがあり仕事にも就くことができました。私はマンゴー農園に勤め、農作業の楽しさと難しさを知りました。妻は宮古島の素晴らしさを伝える、バスガイドの職を得ました。そして観光に来たお客様にマンゴー農園を案内したり、ご注文をいただき発送することも増えてきました。何年も経つうちに、いつか自分たちで農園を持ってマンゴーを作りたい、食べていただきたいと思うようになりました。そして念願が叶い、良縁に恵まれマンゴー農園の管理を引き継ぐことができました。家族で栽培するのにちょうど良い規模のハウスです。砂山ビーチの近く、平良荷川取にすがわら農園はあります。宮古島に来た時には何者でもなかった私たちがマンゴー農家になれたのは、島の方々のおかげです。たんでぃがーたんでぃ。